猫を守る 蚊・フィラリア

猫が蚊に刺されたらすぐ病院に行くべき?病院に行くべき症状とは?


匿名女性2
猫が蚊に刺されたら
すぐにでも病院に
行った方がいいの?
フィラリアとか
怖いじゃない?!
匿名女性3
でも刺される度に
病院に行くのって
大変じゃない?
刺されている事に
気付かない時もあるし

体内に寄生する
フィラリア症の事もあるし
蚊に刺されているところを
目撃してしまったら、
病院に行くべきか
どうか悩みますよね。

しかし!

たむ子
答えは、
すぐに病院に行く
必要はありません!

猫も人間と同じように蚊に
刺されます。

ゆず
人間より猫は
体毛が多いから
刺される率は
人間より低いニャ

本来であれば人間と同様、
痒くなって掻いたりしますが、
数日で治ります。

病院に行くほどでもないのが
ほとんどです。

しかしと稀にとんでもなく
恐ろしい病を引き起こす事があります。

どのような症状が出たら、
病院に行った方がいいのか
紹介します。

家の中にいても刺される可能性のある蚊。
蚊に刺されたら猫の身体にどのような
事が起こるのでしょうか。

猫が蚊に刺されたら病院に行くべき症状とは?

猫は全身毛で覆われているので、
刺されにくいと言われていますが、
耳や鼻、肉球の部分など毛が比較的
薄いところに刺される事があります。

さく
皮膚と毛が薄い所を
狙ってくるニャ

上記でも記載しました通り、
蚊に刺されても数日に治る事が
ほとんどなので
心配はないと思います。

たむ子
私、猫が蚊に
刺されている事すら
気付かないと思うわ

しかし数日たっても
このような症状が出たら注意が必要です。

・ずっと掻いている
・皮膚が赤く腫れている
・細かな発疹がある
・掻きすぎて脱毛している
・空セキ
・呼吸困難
・嘔吐
・食欲不振
・体重減少
・元気がない

上記のような症状が続いたら
病院に行くべきです。

それは次のような病気が
考えられるからです。

猫が蚊に刺された時に考えられる病気①蚊アレルギー

蚊アレルギー。
蚊刺咬過敏症(ぶんしかびんしょう)
とも呼ばれています。
5~11月多いです。

たむ子
特に外に散歩する
猫に多いです。

皮膚が赤く発疹があり、
常に掻きむしっていたら
病院に連れて行ってあげて下さい。

耳や鼻、肉球などの
被毛が少ない部分に小さな発疹が
たくさんできます。

参照:hazuki-gifu.com

主な症状
・激しい痒み
・丘疹(きゅうしん)
 発疹の一種。蚊に刺された
・脱毛
・膿疱
 膿んで膿が溜まったもの
・カサブタ

痒みが軽い、あるいは痒みが無ければ
そのまま自然治癒で完治します。

たむ子
季節性の
アレルギーなので
冬になると
治ります。

冬には治ると言っても、
蚊に過敏に反応してしまう猫ちゃんは
たった1回刺されてしまうだけで、
皮膚炎を起こしてしまう
可能性があります。

対して刺されていなくても、
至る所が痒くなり、
耳や鼻・あごなどを
掻きむしってしまい
皮膚がただれてしまいます。

掻きむしってしまったら、
皮膚炎が広がってしまう
可能性があります。
こうなってしまうと
ステロイドの注射や内服、
外用が必要になってきます。

たむ子
猫が必要以上に
掻いていたら注意が
必要です!

スポンサーリンク

猫が蚊に刺された時に考えられる病気②フィラリア症

フィラリア症は、
肺動脈や心臓にフィラリアと言う
害虫が寄生する病気の事です。

蚊がフィラリアに感染している動物の
血を吸った時に一緒にフィラリアの
幼虫も吸います。

そして蚊が再び動物の血を吸う時、
フィラリアの幼虫が、
血を吸われた動物の血管に放たれます。

主な症状は
・咳
・呼吸困難
・嘔吐
・食欲不振
・体重減少

肺炎のような症状が特徴的です。
血管にフィラリアが詰まって
“突然死”なんて事もあります。

寄生されても駆除薬で駆除できますが、
大きくなったフィラリアは摘出手術しか
取り出す方法がありません。

フィラリア症は100%予防できます。

詳しくはこちらをご覧になって下さい。
猫も蚊に要注意!感染すると怖いフィラリア症。予防薬とその必要性

猫が蚊に刺されない為の対策と予防

蚊に刺されても何ともない猫がほとんどですが、
稀に蚊アレルギーを引き起こしたり、
フィラリア症に感染するケースがあります。

どの猫が感染するかなんて
誰も分かりません。

猫が蚊に刺される確率を減らすには、
蚊に刺されない対策が必要です。

蚊取り線香やコードタイプの
蚊よけの商品に含まれている
殺虫成分は人や猫に影響がないので
安心して使用できます。

たむ子
昆虫や熱帯魚には
毒性が強いから
注意が必要です。

猫が部屋にいない時にスプレーして
対策されるのもおすすめです。

蚊取り線香やスプレーなどを
駆使して蚊を寄せ付けない事が
大切だと思います。

蚊アレルギーの予防は出来ませんが、
フィラリア症に関しては100%
予防薬で予防できます。


ブロードライン。


レボリューション

病院で処方してもらうのに、
1ヶ月分1,500~2,000円程かかりますが、
首の後ろに滴下するだけで、
フィラリアの予防ができます。

ゆず
ノミもダニも
予防できるよ!

蚊取り線香や蚊がいなくなる
スプレータイプを使用する際は
使用方法をしっかり守って、
猫の体調を観察しながら
使用してください。

ゆず
蚊取り線香は
閉め切った部屋で
使用するのは
禁止!
さく
蚊がいなくなる
スプレーは
人や猫の頭の上で
使用しニャイでね。
スプレーしてから
部屋に呼んで
欲しいニャン

このように対策していても
蚊に刺される猫もいます。

刺された後、
いつもと様子が違う、
発疹が出来ている、
皮膚が赤くなって
腫れている等の症状が
ありましたら、
速やかに病院に行ってくださいね。

-猫を守る, 蚊・フィラリア